ここは元から楽しい地獄

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帰国子女の章

 英会話を学びたい私は時々無料の国際交流イベントに参加する。

 

市営のボランティアだったり、有料のイベントだったり、様々だがとにかく英会話教室に通うより安く、生きた英語が学べるのが魅力的だ。

 

最近とある国際イベントに参加した際に出会ったのが帰国子女のRである。

 

彼は39歳で高校時代からカナダに留学しその後アメリカの某有名大学を出てサンフランシスコ、NY、LAでの仕事を経て半年前に日本に戻ってきた帰国子女だ。

 

 

趣味は筋トレで今は六本木ヒルズの某外資系金融勤めというエリート。

 

そんなRが英語を教えてくれるというので食事に行ってきた。

 

 

駅で待ち合わせし静かなBARか賑やかなお店のどちらがいいか聞かれたが、絶賛串モノが食べたかった私は目の前にあった鳥貴族をチョイス。

 

笑われはしたものの入店し食事がスタート。

 

英語の勉強とは口実なのはわかってはいたが私は英会話を学びたいので食事中英語での会話を要求。

 

簡単な英語で最近のこと仕事のことなど一通り話し終えた後に恋愛の話に突入。

 

日本での暮らしより外国での暮らしの方が長いR、恋愛もど直球。

 

R「you are my type. I want you to be my girlfriend」

 

私「(ピャッ)wel..now, i'm nervous about love...  cuz I broke up with my boyfriend recently」

 

「you must be active! you need another guy like me! do you think about me? 」

 

(ふ、ふぃ、、、)

 

「僕のことをどう思う?顔は?君は自分からガンガン行くタイプに見えないから僕が今積極的になってみてるんだけどどうかな?元彼とはなんで別れたの?セックスの相性は?性格は?彼はまめだったの?僕だったら寂しい思いをさせないよ!僕は君の中で何パーセント可能性がある?」

 

(ふ、ふええええ!!!!!)

 

 

 

 

これが帰国子女...

 

 

 

これUSA!!!!

 

 

 

帰国子女の同僚によく英会話を覚えたければ外人と付き合うのが一番と言われてきたが、確かに彼といれば英語は学べそうだった

 

 

しかし外国の男性は何人もの女性と一度に付き合うのが普通だと聞く。

 

彼は何も言わなかったが人生の半分以上をアメリカで過ごした彼もまたそのようなスタイルのように感じた

 

日本生まれ日本育ちの生粋のジャパニーズであるわたしにはそのような恋愛は向いていない。

 

なにより歳が上すぎて食指が動かなかったのでRの申し出はお断りさせていただいた。

 

 

 

 

 

アメリカの軽いノリを感じることができて良い経験になった。

ありがとうR

頑張って女をひっかけろよ。

 

 

ー帰国子女の章ー完